2024年4月7日~長浜桜吟行~

· 吟行

素晴らしい青空、満開の桜、絶好の吟行日和となりました!

午前中は黒壁スクエアを中心とした市街地から、長浜御坊の名で知られる大通寺へ。多くの人で賑わっています。湖国随一の観光地と言われるのも肯けます。

本日は珍しいものをお見せ致しましょう。一つ目は「梲」うだつです。「うだつがあがらない」って言いますよね 。元々は隣家への延焼を防ぐ為のものだったのですが、時代と共に裕福の象徴になりました。画面、右の雨樋のところ、二重線のある四角いでっぱりがそれです。

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おや?この写真、思いがけず、かつじさんと椅子のコラボになっていますね!(笑)

第二弾!「長浜タワー」

皆さん、長浜行ったら、上向いて歩きましょう!

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上には登れなさそうですね!完全なオブジェです。現代のうだつ?

三つ目は「琵琶マス」10万年前、アマゴの中で琵琶湖に降りてきて、独自の進化を遂げました。

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さて市街地の終点は『大通寺』

ちょうど「あせび展」の開催中でした。

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午後からは、長浜城天守閣。一面の桜です。

 

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天守閣からの眺め。気分は羽柴秀吉。

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ということで、句会です。

高得点句は! 

本堂の波打つ畳花あしび      石飛八代恵                 

これは大通寺で開催されたいた「あせび展」を詠んだ句ですね。馬酔木はちょうど今頃、白い房状の小さな花をたくさんつけます。まるでさざなみのように。大広間の畳は、細かく編まれた藺草が連なって、大きく波打っています。

吟行ならではの題材と、小さなものから大きな場所への視点の変化が見事です。

 

ナイフ持つ君の微笑み桜咲く    山口 良臣 

家族でお花見に来てお弁当を広げているのでしょうか?デザートのリンゴを君が剥いています。ふと目が合って、ドキっとしたのですね。何か思い当たる節があるのでしょうか?などと想像が膨らみます。吟行句としてはその土地ならではの景が弱いのでは?との意見も。

 

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最高点句のとびちゃん!

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打ち上げは、駅前の成駒家さん!

下見から当日のお土産まで、お世話いただいた佐藤香珠さん、ありがとうございました!