2025年2月16日第91回句会を行いました

· 句会

大雪のあとのぽかぽか陽気。今回は8人と少人数でしたが、その分、濃い濃い句会になりました。今回は探題3句。高得点句は?!

暇だからアスパラガスで絵を描いた

伊吹     探題:アスパラガス

「アスパラガス」のお題で、よくぞ「絵を描く」が生まれました。こういう俳句は意味はありません。言葉の飛躍を楽しめばいいのだと思います。無理やり絵筆の先がアスパラガスに似ていると思わなくても、いいでしょう。ただ「暇だから」が惜しいですね。上五を入れ替えると、もっと面白くなることでしょう!

水面に光のはねて春マラソン

佐藤 香珠   探題:マラソン

きらきらと輝く水面とマラソンの取り合わせが素敵です。まさに春の一日。そういえば今日は京都マラソンでした。さてマラソンは季語でしょうか?駅伝なら冬の季語としている歳時記もあります。「春」で、切れていると読みました。

筆箱に桜貝詰め走り出す

山口 良臣   探題:筆箱

これはある意味破綻しています。「詰め」が原因です。さすがに「桜貝」は「詰め」ません。また「走り出」した目的は?などと問い詰めても無意味でしょ。純粋に漫画的景を楽しみましょ!

どうすればよかったかしらフリージア

高田 留美   探題:フリージア

これも面白い句です。「どうすればよかったかしら」との自問がちょっとした後悔を思わせます。そこに「フリージア」。可憐な花が後悔を救ってくれています。「どうすればよかったかしら」を呼びかけと読むと「フリージア」がまるで人名のようです。